ブログ

中小企業診断士

中小企業診断士の独立事情・独立コンサルタントになるためには?

著者 平井 東

(株)SBMコンサルティング 代表取締役

経営コンサルティング会社・デジタルマーケティング会社等を経て(株)SBMコンサルティングを設立。マーケティング戦略の立案から、SEO・MEO・リスティング広告・ホームページ制作などの施策を一気通貫で行うことで成果を出している。
中小企業の売上を拡大することに特化した支援を行なっている。
経営コンサルティングの国内唯一の国家資格:中小企業診断士の資格を保有
SBMCの起業塾:代表
Azumablog:運営者
YouTubeチャンネル:中小企業診断士/平井あずま(半年で収益化)
講師実績:大学・セミナー・イベントなど、講師としての実績多数

中小企業診断士として独立

中小企業診断士の資格取得を考えている人も多いかと思います。

また、中小企業診断士の資格を取得した後に独立を目指す方も一定数いるでしょう。

私は中小企業診断士の有資格者で、経営コンサルティング会社を経営していますので、よりリアルなお話しができるかと思っております。

※中小企業診断士を取得しており、経営コンサルティング会社の勤務経験がある私個人の意見です。その点はお含みおきいただきながらお読みいただけますと幸いです。

中小企業診断士って独立できるの?

結論は、できます。

ただ、資格を取得したら独立して成功できるかというと、話は別になってきます。

独立しやすいコンサルタントと、独立しにくいコンサルタントについてこれからお話ししていきます。

独立できるコンサルタント

独立できるコンサルタントは、ズバリ中小企業診断士の資格を活用しなくても、専門分野があるコンサルタントです。

経営コンサルティングの仕事は、資格による独占業務ではないので、資格の保有が直接的に影響することはありません。

中小企業診断士を全面的に出していく、というブランディングよりも、特定分野の専門家(コンサルタント)であることを打ち出したブランディングをしたほうが成功する確率は上がるでしょう。

独立できないコンサルタント

幅広い資格の知識を持っているけど、突き抜けた専門分野を持っていないコンサルタントです。

企業の抱える課題を解決するためには、深い専門知識が必要になります。

ですので、会社が課題解決を求めている時に、広く浅い知識が必要かと言われると、違うように思えます。

創業当初の企業・個人事業主にコンサルティングを行う場合、中小企業診断士の持つ知識が役立ちます。

中小・中堅企業の経営コンサルティングを行うよりも、創業当初の零細企業をターゲットにコンサルティングを行なっている中小企業診断士が多いです。(知り合いの中小企業診断士の知り合いの話を聞いた時の感覚的に)

ただ、零細企業向けのコンサルティングは料金が低くなってしまう傾向であるため、自分自身の売上目標が高い方には合わないかもしれません。

これから中小企業診断士を目指す方

これから中小企業診断士を目指す方、企業内診断士として企業内で昇進していくのも素晴らしい道です。

独立診断士として活躍するのを夢見るのも素晴らしいことです。

自分に今どんなスキルがあるのか、中小企業診断士を持つことでどのようなメリットがあるのか、じっくり考えた上で勉強することをオススメします。

すでに中小企業診断士の資格を持ち独立を目指す方

すでに中小企業診断士を持ち、今後独立を目指しているものの一人でやっていける自信がない。そんな方も多いかと思います。

中小企業診断士の勉強は簡単なものではなく、幅広い知識も身についたはずです。

まずは、企業のコンサルティングを行う前に、自分自信をコンサルティングしてみてください。

自分を一つの企業体だと考えて、外部環境の分析から内部環境の分析まで徹底的に行うのです。

そして、あるべき姿と、現状の差分を埋めるための努力を惜しみなく続けましょう。

中小企業診断士の資格の取得が終わり、ホッとしているかもしれませんが、さらにギアを上げていきましょう。

他の中小企業診断士は皆ライバルでもあるのです、一緒のことをしていても差別化できないのはよくお分かりかと思います。

中小企業診断士と経営コンサルタントの違い

中小企業診断士を名乗って仕事をしている人と、経営コンサルタントの違いは大きくあると私は考えています。

同じ経営コンサルタントとしてまとめられることもありますが・・・

実際に第一線で活躍する経営コンサルタントとお会いした時に、私は衝撃を受けました。

いずれこちらをお読みの皆様にも、体感していただきたいものです。

中小企業診断士の仕事

公的機関や金融機関と連携をして仕事をする機会が多いです。

経営相談窓口の業務や、専門家派遣などの仕事が当てはまります。

また、クライアントの事業規模も比較的小さく、小規模企業・零細企業・創業したての個人事業主に対するコンサルティングが多くなります。

経営コンサルタントの仕事

中小企業診断士は公的機関と連携したコンサルティングをしている一方で、経営コンサルタントは公的機関との連携したコンサルティングは少なく、基本的には自社で集客して民間企業にコンサルティングを行います。

クライアントが大手企業・中堅企業・ベンチャー企業になります。

複数人でプロジェクトを組み、コンサルティングを行います。

また、国内で有名な中小企業向けのコンサルティング会社では、月次支援で中長期的なコンサルティングスタイルをとっている会社もあります。

中小企業診断士が独立コンサルタントになるために

何を持って成功なのかによって変わってきますので一概にはいえませんが、中小企業診断士の資格を取ることがゴールではありません。

中小企業・中堅企業向けにコンサルティングを行うことを考えると、専門分野を作ることが必要になります。

ちょっと詳しいではなく、この分野なら負けないコンサルタントを目指しましょう。

そうすれば、企業に求められるコンサルタントになれるかと思います。

応援しています。

関連記事:群馬県の中小企業診断士も在籍

関連ページ:集客コンサルティング

関連ページ:事業計画書作成

トップページ:集客コンサルティング

たった一度の無料相談が
あなたの会社を変えるかもしれません
毎月3社限定で無料コンサルティングを受け付けておりますので
今すぐ申し込みください