飲食店のInstagram失敗事例

飲食店のInstagram失敗事例

飲食店の失敗

これまで多くの飲食店のWebマーケティング支援を行い、私自身も飲食店を経営する中で感じることがあります。それは、「Instagramを頑張っているのに集客につながらない」というお店には、共通する失敗パターンがあるということです。

Instagramは今や飲食店集客に欠かせないツールですが、ただ投稿を続ければ成果が出るわけではありません。むしろ、間違った運用を続けてしまうと、時間だけが過ぎてしまい、「Instagramは意味がない」と感じてしまうこともあります。

今回は、私が実際によく見かける飲食店のInstagram失敗事例を3つご紹介します。

失敗事例① 料理の写真を載せるだけになっている

写真を載せるだけ

一番多い失敗がこれです。

料理を一品ずつ撮影し、「本日のおすすめです」「新メニューです」と投稿するだけ。このようなアカウントは非常に多く見かけます。

しかし、お客様からすると、それだけの情報であればGoogleマップでも見ることができます。Googleビジネスプロフィールには料理写真が一覧で表示されますし、口コミにも料理の写真がたくさん投稿されています。そのため、「Instagramまで見に行く理由」がありません。

Instagramでフォローしてもらうためには、その料理の背景やストーリーを伝えることが重要です。なぜこの料理を作ろうと思ったのか、どんな食材を使っているのか、産地へのこだわりはあるのか、どれくらい手間をかけて仕込んでいるのか、どんなお酒と相性が良いのか。このような情報はGoogleマップでは伝えきれません。

さらに効果的なのは、料理が完成するまでの工程をショート動画で見せることです。食材を切るシーン、焼き上げるシーン、盛り付けるシーンなどを、おしゃれに編集するだけでも料理の魅力は大きく伝わります。できれば一眼レフカメラで背景をぼかしながら撮影し、スローモーションなども取り入れると、高級感や臨場感が演出でき、見ている人の「食べてみたい」という気持ちを引き出すことができます。

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失敗事例② 写真や動画のクオリティが低い

クオリティが低い

Instagramは視覚で勝負するSNSです。

飲食店に対してお客様が最初に期待するのは、「美味しそう」「おしゃれ」「行ってみたい」という感情です。そのため、写真や動画のクオリティが低いと、それだけで興味を失われてしまいます。

もちろん、すべてのお店がおしゃれな世界観を目指す必要はありません。例えば昔ながらの町中華やラーメン店のように、スピード感や話題性が重要なお店であれば、InstagramよりもX(旧Twitter)の方が相性が良いケースもあります。

一方で、客単価を上げたいお店や、女子会、デート、記念日利用を狙いたいお店では、写真や動画のクオリティが集客を大きく左右します。

私が経営する飲食店では、カメラとレンズに約100万円を投資しました。決して安い買い物ではありませんでしたが、その写真や動画を広告やInstagramで活用した結果、集客につながり、投資額はすぐに回収できました。

もちろん、すべてのお店がそこまで投資する必要はありません。しかし、最低でも性能の高いiPhoneなど、撮影品質の高いスマートフォンは用意した方が良いでしょう。飲食店では料理そのものだけではなく、「どう見せるか」も商品の一部だと私は考えています。

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失敗事例③ 社長や料理長の想いを伝えすぎている

想い

これも非常によく見かけます。

「料理長の想い」「創業への想い」「食材への情熱」などを長文で投稿しているアカウントです。

もちろん、お店の想いがあること自体は素晴らしいことです。しかし、それが集客につながるかというと話は別です。

少し厳しい言い方になりますが、「料理長の想いに共感したから、このお店へ行こう」と考える人はほとんどいません。

お客様が知りたいのは、自分にとってどんな価値があるかです。

例えば女子会のお店を探している人であれば、「友達が喜びそうなおしゃれな空間」「写真映えする料理」「コストパフォーマンスの良さ」が重要になります。

男子会であれば、「飲み放題が充実している」「気兼ねなく飲める雰囲気」「ボリュームがある料理」が魅力になります。

大切な人への告白や記念日で利用するのであれば、「夜景がきれい」「雰囲気が良い」「料理が美味しい」といった価値が求められます。

つまり、お客様によって求める価値はまったく違います。

Instagramで発信すべきなのは、「お店が伝えたいこと」ではなく、「お客様が知りたいこと」です。

もちろん、お店のストーリーや想いを発信することが悪いわけではありません。ただし、それはあくまでも料理やサービスの魅力を伝えた後に補足として伝えるくらいがちょうど良いと私は考えています。

Instagramは投稿ではなくマーケティングで考える

Instagramで成果が出ないお店の多くは、「何を投稿するか」という視点だけで考えています。

しかし、本当に重要なのは、「誰に」「どんな価値を」「どう伝えるか」というマーケティングの視点です。

お客様が求める価値を理解し、その価値が伝わる写真や動画を制作し、プロフィールや投稿全体を設計する。そして必要に応じてMeta広告も活用しながら、来店につなげていく。この一連の流れができて初めてInstagramは集客ツールとして機能します。

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まとめ

Instagramが伸びない原因は、投稿頻度ではありません。料理写真を載せるだけの投稿になっていたり、写真や動画のクオリティが低かったり、お店側の想いばかりを発信していたりすることが、本当の原因であるケースがほとんどです。

Instagramはセンスだけで成功するものではなく、マーケティングを理解して設計すれば再現性高く成果を出すことができます。

私が経営する飲食店では、約1年間でInstagramフォロワー1万人を達成しました。しかし、その裏で毎日投稿を続けていたわけでも、SNSだけに膨大な時間を使っていたわけでもありません。重要だったのは、お客様が欲しいと思う商品を作り、その魅力を分かりやすく伝え、Meta広告を活用して届けることでした。そして広告からアカウントへ来た人が、お店の魅力をすぐ理解できる状態を作ることです。

Instagram運用は投稿数を競うゲームではありません。商品設計、クリエイティブ、広告、ホームページ、SEO、MEOまで含めたマーケティング全体で考えることが成果につながります。

私が運営しているWebマーケター養成スクールのSBM Academyでは、Instagram運用だけではなく、ホームページ制作、SEO、MEO、YouTube、TikTok、生成AIまで、Web集客に必要なノウハウを体系的に学ぶことができます。

SNSの運用代行を依頼すると月額30万円以上(1年間だと360万円以上)が当たり前、ただSBM Academyで学べば75万円程度の投資でWebマーケのほぼ全てが学べます。360万円の運用代行費か75万円で自分でノウハウを手に入れるかどちらがいいか考えてみてください。

高額なコンサルタントへ依頼したり、専門人材を採用したりしなくても、自社で集客できる力を身につけることが可能です。この力を持つかどうかが、これからの飲食店経営や店舗ビジネスの大きな分岐点になると私は考えています。

※Webマーケター養成スクール「SBM AcademyはWebマーケターになるためのスクール」となっておりますが、店舗ビジネスオーナー様が学ぶことで自分の店舗集客の内製化と、Webマーケティング事業を自分で始めるためのノウハウ・スキルが身に付きます。これほど心強い武器は他にはないかと思います。ぜひ一度サービスをご確認ください。

平井 東

著者

平井 東

株式会社SBMコンサルティング 代表取締役
WEBマーケター養成スクール【SBM Academy】:代表
SBMCの起業塾 代表

経営コンサルティング会社・デジタルマーケティング会社等を経て(株)SBMコンサルティングを設立。WEBを活用して中小企業の売上拡大を支援している。
マーケティング戦略の立案から、SNS・SEO・MEO・リスティング広告・ホームページ制作などの施策を一気通貫で行うことで成果を出している。
経営コンサルティングの国内唯一の国家資格:中小企業診断士の資格を保有
YouTubeチャンネル:中小企業診断士/平井あずま(半年で収益化)
講師実績:大学・セミナー・イベントなど、講師としての実績多数