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初心者のSEOとは?

著者 平井 東

(株)SBMコンサルティング 代表取締役

経営コンサルティング会社・デジタルマーケティング会社等を経て(株)SBMコンサルティングを設立。マーケティング戦略の立案から、SEO・MEO・リスティング広告・ホームページ制作などの施策を一気通貫で行うことで成果を出している。
中小企業の売上を拡大することに特化した支援を行なっている。
経営コンサルティングの国内唯一の国家資格:中小企業診断士の資格を保有
SBMCの起業塾:代表
Azumablog:運営者
YouTubeチャンネル:中小企業診断士/平井あずま(半年で収益化)
講師実績:大学・セミナー・イベントなど、講師としての実績多数

SEOの初心者

SEO初心者の人でもわかりやすくSEOについて解説していきます。SEOとは『search engine optimization』の略称で、GoogleやYahooなどの検索エンジンで検索した時の表示結果を引き上げる方法を指します。Webサイトの運用が初めての人はぜひ最後までお読みください。

sbmアカデミー

初心者がSEO対策で気をつけること

Webの仕事が始めての方は、しっかりと学びながらSEO対策を始めましょう。会社で新たに担当になった場合は、会社にとって最も重要な売上に影響する仕事だという自覚を持って仕事に取り組みましょう。それでは本題に入りましょう。

SEOとは

seo対策

SEOとは検索エンジンの検索順位を引き上げることをいいます。GoogleやYahooなどの検索エンジンで調べた時に表示結果が上に来るように対策をすることを指します。

初心者でも理解しやすい検索エンジンの仕組み

Webサイトの表示結果は、GoogleやYahooなどの検索エンジンによって決められます。評価の方法や、Webサイトの登録について見ていきましょう。

クロールによる回遊

クローラーというロボットがWebサイトの中を巡回します。ホームページを巡回しながらページの中の情報を入手していきます。

インデックス

クロールの巡回によって、Google対象のページをデータベースに保存することをインデックスするといいます。インデックスされて初めて検索した時に表示されるようになります。必ずページを作ればインデックスされるわけではありません。そのため、登録されやすい良質なコンテンツを作成できるように尽力しましょう。

初めての人も知っておきたいYMYLとは

YMYLとはYour Money or Your Lifeの略称です。人々の健康や生活、お金に関わる領域のことを指します。幸福(経済的、身体的、安全)に影響を与える可能性があるページは、信頼できる情報ではなければなりません。医師免許を持っているお医者さんが書いたガンの情報と、一般人が書いたガンの情報では、どちらが評価されるべきか?と想像すればわかりやすいかもしれません。

E-A-T(専門性・権威性・信頼性)

■Expertise(専門性)

■Authoritativeness(権威性)

■Trustworthiness(信頼性)

E-A-Tはそれぞれ下記の頭文字から抽出しています。Webサイト全体・ページ単位で、専門性・権威性・信頼性がそれぞれ高くなる必要があります。

ページタイトルの設定

タイトルの設定を適当にしてしまうと、検索順位は上がりません。初心者が一番間違いやすいのがタイトルの設定です。しっかりと対策していきましょう。

メタディスクリプションの設定

メタディスクリプションは説明文の内容になります。どんなページが要約しましょう。直接的にSEOに影響がないと言われています。しかし、クリック率の改善につながれば間接的にSEOに影響がありますのでしっかりと対策をしましょう。ページごとにしっかりとユニーク化(ページごとに設定)を図ることをお勧めします。

Hタグ(見出し)の設定

Hタグとはページ内の見出しのことです。見出しの構成がきれいな状態でないと検索順位が上がりにくくなります。ただ文字を大きくする手段として見出しは使ってはいけません。階層構造を理解して見出しの設定を行いましょう。

読み手ファーストの記事を作成

SEOについての理解が深まりましたでしょうか?理解が進むとテクニックに走りすぎてしまう人が多くなります。本質的なSEO対策は、調べる人の検索ニーズを満たすことが大事になります。読み手ファーストなSEO対策を意識しましょう。

独自コンテンツを作成

他の記事を真似したコンテンツ制作はやめましょう。自社オリジナルの情報をしっかり発信していく必要があります。

ターゲットキーワードの選定

キーワードの選定は、自社の商品・サービスを求めている見込み客が、そんなキーワードで検索をするか?ということを想定して選定を行います。検索キーワードに関しては、Googleの検索エンジンで一ヶ月に何回検索されているか?を調べることができます。Google広告のキーワードプランナーを活用して検索の回数を調べます。

コピーコンテンツを避ける

他のWebサイトの記事をそのままコピーして投稿してはいけません。ペナルティを受けてしまい、webサイト全体が表示されなくなる。というリスクがあります。気をつけましょう。

ページスピードを早める

ページスピードはSEO対策で重要な指標になります。そもそもページの表示速度が遅いと、ページから離脱してしまいます。ページスピードを早める対策をしていきましょう。

レスポンシブデザインを採用

スマホ用のデザインと、パソコン用のデザインを作成し、両方の画面サイズに自動的に切り替わるレスポンシブデザインのWebサイトを制作しましょう。

外部リンクの最適化

外部リンクとは被リンクとも呼び、外部のWebサイトに自社のWebサイトのURLを貼ってもらうことを指します。リンクを貼ってもらうことはSEOに有利に働きます。

リンクジュースとは

リンクジュースとは、外部のWebサイト・自社サイトの特定のページから、リンクを通じて得られるパワーのことを指します。リンクジュースは、nofollow(ノーフォロー)タグの設定で防ぐことができます。

内部リンクの最適化

内部リンクの設置についても検索順位を上げるためには重要になります。対策したいページへのリンクを行うことや、クローラーが回遊しやすいリンク構成にすることを心がけましょう。

SEO対策のデメリット

SEO対策にはメリットもあればデメリットもあります。SEO対策を始める前に、どんなリスクがあるのかを把握した上で対策を開始しましょう。

施策と効果が出るまで時間がかかる

効果がでるまで時間がかかります。ドメイン取得をしてから0からスタートした場合半年近くは、なかなか検索順位が上がりません。

コンテンツ作成に手間がかかる

コンテンツの作成など、SEO対策には手間がかかります。Webサイト全体の専門性を高めることはもちろんですが、ビックキーワードの対策をする場合は、付随するキーワードを洗い出して戦略的に内部リンクを組みコンテンツを制作する必要があります。

アルゴリズムのアップデートが起こる

Googleの検索順位を決めるアルゴリズムのアップデートが定期的にあり、それに対応する必要があります。しっかりとした対策を行わないと、検索順位が下がってしまいます。努力を無駄にしないようにホワイトハットのSEO対策を実施しましょう。

SEO対策のメリット

seoのメリット

SEO対策のメリットはたくさんあります。この記事は事業者向けのメリットを記載していきます。

SEO対策は資産性が高く費用対効果が高い

SEOは費用対効果が高くなります。理由としては、リスティング広告の場合は広告をかけている時しか売上増加に効果を発揮しません。その一方でSEO対策は、作成したコンテンツは残り続け(メンテナンスは必要ですが)中長期的に売上獲得に効果を発揮します。その点でかけた時間と費用と、その記事が生み続ける売上の効果を考えていただければわかるかと思います。

認知度拡大

ブランド認知の拡大に役立ちます。明確な検索意図を持って自ら調べた見込み客に情報を提供し、認知度を拡大することで売上の拡大に役立ちます。どれだけいい商品・サービスがあっても知ってもらえなければないのと同じです。事業規模拡大のためにSEO対策を実施しましょう。

熱量の高いユーザー獲得が可能

自ら検索する熱量の高いユーザ獲得が可能になります。潜在顧客と顕在顧客の両方に情報提供することができます。顕在顧客に対する情報はCV(コンバージョン)に直結しやすいため対策を強化しましょう。SEO対策の地一番の目標は売上の拡大です。潜在顧客に対しても丁寧に情報提供することで、将来の見込み客を育てましょう。

アクセス解析

アクセス解析によってSEO対策の結果を測定します。

検索順位チェックツール

検索順位チェックツールで有名なものとしてGRCとランクトラッカーがあります。それぞれWindowsかMACなのかによって最適なツールは異なります。定期的に検索順位を確認しましょう。検索順位の下落があった場合は、メタタグの修正やコンテンツの内容を修正する必要があります。

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールでは、ホームページに流入する前の段階の数値を分析することができるアクセス解析ツールです。どんなキーワードで検索されているのか、どのページが何回Googleの検索エンジンで検索されて表示されているかなどの分析ができます。またキーワードごとの検索順位やクリック数・クリック率などのも解析可能です。Googleサーチコンソールと、検索順位のチェックツールをもとに、リライトする記事を選定します。使いこなしてSEO対策を強化しましょう。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、ホームページにきた人の人数や性別、地域やページの推移などを分析することができます。ホームページの中に入った後の情報を解析するためのツールになります。またSNSから流入したのか、Googleの自然検索(SEO)によって流入したのかなどを分析することもできます。

コンテンツSEOとは

コンテンツSEO

コンテンツSEOとは、有益な情報を配信し見込み客に情報提供を行うことです。オウンドメディアやブログを活用して、定期的に情報発信を行います。コンテンツSEOと、コーポレートサイトの固定ページのSEOを両方実施することで集客力を高めていきましょう。

SEO対策の内製化

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SEOの外注がしたい

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